習慣化のキホン

行動力はあるが継続できない人のための実践ガイド|目標達成に必要な3つのステップ

最初は頑張れるけど、段々やる気が下がってしまう。

目標に向けて行動を継続したい!

こんなお悩みを解決できる記事を作成しました。

ダイエットや運動、勉強や読書、趣味やスキルアップなど、自分の目標に向かって努力することは素晴らしいことです。

しかし、それを長期的に維持することはなかなか難しいものです。

この記事を読めば、行動力はあるが継続できない人でも、自分の目標に近づくために必要な3つのコツを知ることができます。ぜひ最後までご覧になってください。

なぜ行動を継続できないのか?3つの原因を解説

まずは、なぜ行動を継続できないのか。3つの原因をご紹介しますので、皆さんに当てはまるものがないか確認してみましょう。

モチベーションに頼っているから

行動を始めるときには、最もやる気が高まっている状態です。しかし、モチベーションは常に高いままではありません。

どんなにやる気や活力にあふれた人間でも、モチベーションには必ず上がり下がりがあります。

そのため、最初のやる気で突っ走っても、途中で挫折してしまうことが多いのです。モチベーションだけでは、長期的な行動を支えることはできません。

目標が高すぎるから

先述の通り、行動を始める段階が一番やる気があるため、そのテンションで高い目標を設定しがちです。

しかし、最初から高すぎるレベルの目標を設定してしまうと、実行できず挫折してしまい、返って逆効果になります。

例えば、「毎日1時間勉強する」「1ヶ月で10キロ痩せる」「毎日ブログを書く」などの目標は、一見素晴らしいように見えますが、実際にはかなり難易度が高いものです。

これらの目標に挑戦すると最初は頑張れるかもしれませんが、無理をしてストレスがかかってしまうため、長く続きません。

ポイント

「1か月で10キロ痩せた!」などの、テレビやSNSでバズる劇的変化を理想に掲げてはいけません。

そのような劇的変化がなぜ魅力的なのか。それは、皆が達成できないような偉業を成し遂げたからです。

ではなぜ皆が達成できないのか。それは再現性がない、つまり効果的な方法ではないということです。

より達成可能性の高い効果的な方法は、無理なくコツコツ続けることです。次の章で、継続力を高めるための方法をご紹介します。

タイミングを定めていないから

行動を継続するためには、習慣を日課の一部に組み込む”習慣化”をする必要があります。

このタイミングを決めずに「毎日30分間勉強する」のような合計時間を決めるだけでは、実際には忘れたり後回しにして実行できる可能性が下がります。

なぜなら、習慣とは通常、朝や夕方のどちらかということではなく、決まった時間に実行するものだからです。

例えば、「仕事終わりにビールを飲む」という習慣のある人が、無意識に朝にビールを飲むことは少ないですよね。

習慣とはそのように無意識に決まったタイミングで実行されるものであるため、新しい行動を習慣化するには、そのタイミングを決める必要があります。

行動するためのコツを3つご紹介!

では、上記の3つの原因を克服するために、どうすればよいのでしょうか?ここでは、行動力はあるが継続できない人が、自分の目標に近づくために必要な3つのコツをご紹介します。

自分がやりたいと思える行動を選ぶ

まずは、自分がやりたいと思える行動を選ぶことです。これは先述した、モチベーションに頼らないための方法です。

以下の2ステップを試してみてください。

①自分の願望を叶えるために必要な行動をいくつか挙げる

例えば、「英語を話せるようになりたい」という願望があるとします。その場合、「文法を勉強する」「単語を覚える」「英会話教室に通う」「英語学習アプリで勉強する」など、英語を話せるようになるための様々なアプローチを列挙します。

②挙げた行動の中で、自分がやりたいと思える方法を選ぶ

上記の例だと、「人と話すのが好き!効率的に先生に教えてもらいたい。」という人は「英会話教室に通う」という選択肢が最適です。あるいは「まずは一人で黙々と勉強をしたい。」という人は「英語学習アプリで勉強する」という方法が合っているでしょう。

みんながやっていて流行している手法の方が何となく安心感を得られますが、その方法が自分に合うかは人それぞれです。

自分がやりたいと思える行動を選ぶことで、楽しみながら続けることができます。

小さい行動から始める

次に、小さい行動から始めることです。最初に決める目標は、達成する最高・最低基準を予め決めておきましょう。

例えば最高レベルが「英語学習アプリで勉強する」という行動であれば、最低レベルは「英語学習アプリを毎日開く」のような感じです。

このように、どんなに疲れている日でも達成可能な最低基準を決めておくことで、毎日行動を継続することができます。

そして毎日行動を継続すると自己肯定感が上がり、更に高いレベルの行動ハードルが下がるため、どんどんレベルアップさせることが可能です。

小さい行動から始めることで、負担や抵抗を減らし、成功体験を積み重ねていきましょう。

実行するタイミングを決める

最後に、実行するタイミングを決めることです。コツとして、すでにある習慣の後に設定することで、毎日決まった時間に実行できます。

例えば、「朝起きたら水を飲む」の後に「英語学習アプリを開く」、「夜歯磨きする」の後に「単語帳を開く」のような形です。

また、最初のうちは忘れてしまうこともあると思いますので、行動をリマインドさせる工夫が必要です。

上記の例で言えば「英語学習アプリを開く」「単語帳を開く」と書いたメモを、それぞれ食器棚・洗面台に貼り付けておけば必ず目に入って思い出すことができます。

以上のように実行するタイミングを決めることで、自動的に行動起こすことができます。

まとめ

この記事では、行動力はあるが継続できない人が、自分の目標に近づくために必要な3つのコツをご紹介しました。

自分がやりたいと思える行動を選ぶ、小さい行動から始める、実行するタイミングを決める、というコツを実践すれば、あなたも長期的に行動を続けることができます。

ぜひ、試してみてください。

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