SNSを見過ぎる悪い習慣をやめたい…
新しいことに挑戦したいけど時間がない…
こんなお悩みを解決できる記事を作成しました。
SNSの見過ぎ、飲酒・喫煙、運動不足など、これらの悪い習慣は健康や幸福感に悪影響を及ぼすだけでなく、自己肯定感や自信を低下させることもあります。
しかし、悪い習慣をやめるのはなかなか難しいものです。
なぜなら、悪い習慣は快楽や安心感を得るための報酬システムとして脳に刻み込まれているからです。
では、どうすれば悪い習慣を断ち切ることができるのでしょうか。
この記事では、悪い習慣を断ち切るための3つのコツを紹介します。
これらのコツを実践すれば、悪い習慣に対する誘惑を減らし、自分の意志力を高めることができます。
悪い習慣に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
人はなぜ悪い習慣を続けてしまうのか?
そもそも、なぜ人は悪い習慣をやってしまい、やめられないのでしょうか。
『習慣超大全』の著者BJ・フォッグによると、人の行動は以下の3要素が揃った時に発生します。
能力:実行するのが容易
モチベーション:実行したいという欲求
きっかけ:行動を起こすタイミング、トリガー
例えば「SNSを見過ぎてしまう」という悪習は、以下のように実行しやすい状態であると言えます。
能力:アプリを開いてスクロールするだけなので、限りなく簡単
モチベーション:友人や推しの投稿を見たい!面白い動画を見たい!という気持ち
きっかけ:スマホを手に取る。このタイミングは日常にいくらでも発生する。
これを逆手に取って、行動が発生しにくい環境を作ることが、悪い習慣をやめる効果的なアプローチとなります。
以上の観点から、悪い習慣を断ち切る方法を3つご紹介します。
悪い習慣を断ち切るための3つのコツ!
きっかけを取り除く
悪い習慣を断ち切るための最も簡単な方法は、きっかけを取り除くことです。
たとえば、「SNSを見過ぎてしまう」の場合、きっかけはスマホの存在そのものや、通知音やバイブレーションなどの刺激です。
具体的には、サイレントモードにする、集中する時は電源を切る、SNSアプリを削除する、スマホを別の部屋に置くなどの方法が考えられます。
自分がどんなきっかけで悪い習慣を起こしているか分からない場合は、1週間悪い習慣を起こした時間・場所・状況を記録すると、そのパターンが見えてきます。
これらのきっかけを取り除くことで、無意識に悪い習慣に手を付けることを防ぐことができます。
悪い習慣に手を付ける前に一呼吸置くことができ、その間に自分の理想ややるべきことを見つめることができれば、悪い習慣を断ち切ることにつながります。
実行を難しくする
もう一つの方法は、実行を難しくすることです。
実行を難しくする方法は、時間、資金、身体的能力、知的能力、日課の5つの観点から考えることができます。
具体的には、以下のような方法があります。
- 時間:スマホをリビングから遠い洗面所に置いておくなど、悪習を起こすのにかかる時間を増やす。
- 資金:制限時間以上SNSを使ったら罰金を払うなど、金銭的負担を増やす。
- 身体的能力:「時間」と同様に遠い場所にスマホを置いておき、悪習を起こすのにかかる身体的負担を増やす。
- 知的能力:スマホのパスワードを長くするなど、精神的負担を増やす。
- 日課:「充電は必ずリビングでやる」と決め、寝る前にスマホを触る日課と対立させる。
これらの対策により行動を起こすハードルが大きくなるため、面倒さを感じた脳が悪い習慣を起こしにくくします。
モチベーションを下げる
最後の方法は、モチベーションを下げることです。
モチベーションを下げる方法は、悪い習慣を行うことに対する感情的な価値を下げることです。具体的には、以下のような方法があります。
- スマホの画面を白黒にする:視覚的な魅力が落ち、モチベーションが下がります。
- スマホの待ち受けを、SNS利用に対する罪悪感や後悔を強める画像にする。
SNSを見ることや飲酒・喫煙などの悪い習慣に対して、脳のモチベーションはものすごく高いので対処は極めて困難です。
多くの人は悪習をやめようとする時に、このモチベーションから対処しようとしますが、大抵失敗します。
基本的には上述の「きっかけ」「能力」から対処するようにこころがけましょう。
まとめ
この記事では、悪い習慣を断ち切るための3つのコツを紹介しました。
それらは、きっかけを取り除く、実行を難しくする、モチベーションを下げるという3つの方法です。
これらの方法を実践すれば、悪い習慣に対する誘惑を減らし、自分の意志力を高めることができます。
悪い習慣をやめることは、自分の健康や幸福感を向上させるだけでなく、自分の人生をより良くすることにつながります。
ぜひこの記事の内容を参考にして、悪い習慣を断ち切ってみてください。